2015年8月2日日曜日

資格試験で冒険的な新作問題は出せない!


年金アドバイザー(年アド)試験を独学で研究しているシモムーです。

今回は過去問の重要性を別の視点から考えてみます。

資格試験で冒険的な新作問題は出せない。

一体どういうことでしょうか・・。




これまで過去問の重要性をお話してきました。

とにかく過去問を徹底的にやる!年金アドバイザー(年アド)3級試験はそれに尽きるんです。
なんか過去問、過去問って先生、連呼しているけど、過去問には無い新しい問題だってでるでしょ?

試験は何でもそうですが、いきなり新作の問題をバンバン出せないんです。どういう結果になるかわかりませんから。

試験実施には必ず目標とすべき落としどころがあり、試験を作る側はその落としどころとしての「成果」を主催者に納品するわけです。

3級試験の落としどころは「合格率20%台から40%台」で決着がつくといったところでしょう。理想はその真ん中の30%台といったところでしょうか。

そう考えれば、手元にある各問題の過去の正答率データを元にして肢の配置を変える・内容を多少いじるということくらいしかできないはずです。新作問題で冒険なんてできません。

だから、過去問が大事なんです。試験を作る側は過去問を意識せざるをえないからです。これは試験と呼ばれる試験はみんな同じです。

とはいえ、制度が変わって新しい問題が登場することもあるでしょう。

満点目指すわけじゃないんですから、いいんです。そんな問題は間違えても

合格するだけを目指すんであれば、新しい問題のことは気にする必要はありませんよ。