2016年10月20日木曜日

経験者は語る!当日の流れはこんな感じです。


更新:2022年10月25日


年金アドバイザー(年アド)試験を独学で研究しているシモムーです。

3級試験はどんな感じで進められるのだろうか。

私は通算で20回以上受験していますので、不安要素はありません。

逆に初めて受験する人にとっては気になるところでしょう。

そこで、今回は「当日はこんな流れになるよ」ということを説明していきます。



1 会場入口で受験番号と部屋の確認


私は受験会場が大学や高校になることが多いです。

すると、各教室が受験部屋になります。

会場の入り口には受験番号(着席番号)によってどこの教室になるかの案内が貼りだされています。

2 30分前から入室可能


校舎には入れても、教室には30分前までは入室できません。

それまでは待機。

外のベンチで待っている人もいれば、ラウンジのようなところで待っている人もいます。

3 マークシートは自分の名前等が印字されている


自分の席に着席すると、マークシートだけが置かれています。

このマークシートには自分の名前や受験番号が既にマークされています

フリガナのみ自分で書き込みます。

アンケート欄がありますが、回答は任意です。

最初のころは、

「これ、回答しないと成績が不利になるのか?」

と、ビクビクしていましたが、そんなことはありません。

私は受験2回目から回答していません。

現在は、試験官が「回答は任意です」とアナウンスしてくれます。

4 開始10分前までにトイレを済ませる

開始までにトイレを済ませます。

こんな経験があります。

試験官が「今のうちにトイレは済ませてください。試験開始10分前までに着席してください」というべきところ、

試合開始10分前までに着席してください」と。

笑いそうになりましたが、逆に「ここは、教室ではない。試合会場なんだ!父ちゃん、俺はやるぜ!(古谷徹風)」

と気合が入ったものです。

5 10分前になると注意事項の説明開始


開始10分前になると、受験にあたっての注意の説明が始まります。

そして、

5分前には問題冊子が配布されます。

秋試験は表紙が黄色、春試験は表紙が茶色になっています。

袋とじになっているので、当然中を見ることはできません。

ここで、鉛筆・消しゴムと電卓、受験票以外(ペンケースも)はカバンにしまうように言われます。

6 試験官の時計で開始


自分の時計が正確か否かに関係なく、監督官の時計で開始が宣言されます。

(1度だけ「部屋の壁掛け時計の時間で始めます」と言われたことがありますが、普段は監督官の腕時計です)

私は監督官の合図に合わせて、時計を合わせます。

開始と同時に袋とじになった問題冊子を開きます。

ペンを差し込んでミシン目に沿って簡単に開きます。

7 遅刻は30分まで


まず、遅刻をしているようでは合格はできません

精神的な動揺が激しすぎて結果に良い影響は与えません。

仮にの話ですが、

遅刻しても30分までは大丈夫。

受験票を見ると、右側試験時間欄に「※試験開始30分経過以降は入室不可」となっています。

8 30分経つと受験票のチェックが始まる


30分経過すると試験官が受験票のチェックを開始します。

通路側の見やすいところに受験票を置いておきます。

その後も、割りと頻繁に見回りに来ます。

年アド試験ではないですが、数年前に受験生がスマホを使って試験解答を共有するという事件がありましたよね。

確か、時期的に年アド試験直前の事件だったような気がします。

その回はかなり頻繁に監督官が見まわって、厳しくやってるなーと感じた記憶があります。

9 60分経つと退室が可能


開始から60分経つと退室できる。

逆に言うと、60分間は退室できないということ。

60分間は出たくても我慢してください。

といっても、60分で退室なんて、試験を放棄したとしか考えられませんけど。

でも、意外に多いんです。60分経過直後に退出する人が。

もう諦めているのでしょうか・・・。

10 残り10分で退室不可能


試験終了10分前になると退室は不可能です。

そこまでいったら最後まで居ないといけません。

以前の2時間30分(180分)の試験時間のときは、3分の2くらいの人たちは120分くらいで退席していくような感覚でした。

私の場合は途中退席することはほとんどありません。

個数問題のチェック等を念入りにして、与えられた時間をフルに使うようにしています。

2022秋からは120分に短縮されたので、途中退席はありえません。

30分の短縮によって、圧倒的に時間が足りない難試験と化したと感じています。

まとめ


これが試験の一連の流れです。

こういった流れがわかっていれば安心して解答を出すことに集中できるでしょう。

本番前は一番緊張します。

事前に流れがわかっていれば、緊張せずに自分の力を発揮できるでしょう。

さぁ、あとは存分に力を出すだけです!